瀬戸内坂越の北前船交流記
第19回までは「瀬戸内坂越から北前船がもたらしたもの全国版」を再構成したものです。
坂越の北前船交流記第21回(北海道)
北前船巡りの3年目は、北海道で最初に札幌の北海道神宮にお詣りした。
6月 22日、札幌から500キロ東の根室金比羅神社にお詣り。
境内には高田屋嘉兵衛の銅像、嘉兵衛が創時に始まった祭りの神輿があり、前日の北海道神宮祭と共に北海道の3大祭りの一つ。
御朱印には「祈返還 北方領土」のスタンプが押され、前田康宮司の高田嘉兵衛、北方領土のお話に感銘。
前田宮司に、明楽さんのFM番組、北前船寄港地フォーラムの話をしています。
その後、明楽さんの番組に出演され、その後坂井市三国湊での北前船寄港地フォーラムのパンフレットを送っています。
その夜、名城100巡りで再会した山形市観光協会でガイドで活躍中の大貫和春さんと居酒屋で「北の勝」を呑みながら語り合います。
大貫さんとは、2017年9月の野辺地の北前船寄港地フォーラムの帰り、高崎市の名城巡りで初めて会っています。
JR東日本のキャンペーンが、6月21日から始まり北海道の城巡りには、不可欠なキャンペーンで始発の北海道新幹線の中で偶然再開。
大貫さんは、酒田市と山形市の文化や言葉の違い、 山形市教育委員会に協力した企画を語っていた。
23日は、日本で一番早い根室の日の出を見て、始発で800キロ西の松前にJRとバスを乗り継ぎ移動。
夜は松前の手前の800年の歴史がある温泉宿に宿泊。
「北の錦」のエピソードを北斗市観光センター別館の酒舗稲森屋の稲村社長にお話しを聞きながら呑みました。
24日は、松前城の中にある松前神社のお詣りから。
松前城には、北前船の日本遺産の構成文化財2点が展示され、お城と北前船の足跡を一緒に見たのは松前が初めてでした。
帰りは、秋田、酒田で下車して、2年ぶりにガイドの方に北前船の足跡を再び案内して頂いた。
矢竹考司