瀬戸内坂越の廻船と赤穂塩

それは神社・日本100名城巡りから始まった

『木村秀蔵翁伝記』出版の紹介

明治末から昭和初期にかけ、瀬戸内海の小さな村で塩に含まれる苦汁から、世界に誇る炭酸マグネシュウムの大量生産に成功した、現アース製薬木村秀蔵の家族とその村の話である。

 炭酸マグネシウムの生産には、塩の副産物のニガリの他、大量の水が不可欠で、

塩田が多い瀬戸内海地方は大量の水を供給できる地域は少なく、最初に開発した鳴門でも大量生産に至らなかった。

ライオン歯磨の初代小林富次郎も研究所を作り良質の炭酸マグネシュウムの開発をしていたが断念する。
 
富次郎は木村秀蔵の熱意から秀蔵に任せる。
 
 秀蔵は明治末、大阪から塩の産地赤穂(坂越)に移住し研究を続けた。
富次郎が認める製品が完成するのに最初の完成から10年かかった。
千種川から山越え水を引く等、奇抜なアイデアで世界に誇る炭酸マグネシュウムの大量生産に成功する。
 
この成功が、思いがけない展開をもたらすことになる
 
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                  (企画制作 東京都在住 矢竹 考司)